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みえの防災
防災コラム
平成18年12月12日

日常生活の延長上に展開する防災まちづくり

 防災まちづくりとは、「災害に対して安全な生活空間を実現するために、特に防災面に配慮するまちづくり」のことです。その枠組みは、施策の対象となる空間のスケール(大きさ)から、「家」「街区」「まち」「日常生活圏」に大別出来ます。
 防災まちづくりの重要なポイントをいくつか触れてみましょう。まず重要なことは「家」のスケールに関することであり、建築物の耐震化や不燃化などがはかられ、単体の建築物として安全性が高いことです。地震が発生した直後に建築物が倒壊すると、逃げる暇もなく多くの命が失われてしまうからです。
 次に重要なのは「街区」から「日常生活圏」に至るスケールに関することであり、まち全体の安全性が高いことです。そのためには「道路」と「公園」を計画的に配置して、まちの骨格をしっかりとつくることが重要です。両者はともに「建築物を建てられない空間」であり、これらをまちの中にネットワーク化して配置することにより、災害時に道路は「避難路」に、公園は「避難地」になって人々の命を守るからです。さらに植樹して延焼防止帯としての機能も併せ持たせることが出来ます。
 最後に重要なことは、防災まちづくりは日常生活の延長上に展開するものであり、決して日常生活を暮らしにくくするものであってはならないことです。歩道や樹木を持つ道路を整備することは、日常時においては人々を交通事故から守ってくれる安全なまち、樹木によってまちの騒音の軽減や空気の浄化にも 効果がある暮らしやすいまちの実現にもつながっているのです。

三重大学大学院工学研究科建築学専攻
助教授 浅野 聡

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三重県 防災対策部